本来であれば例え親が在宅介護で
限界を迎えても今後の介護方法は
親に選択させてあげたいのが家族
の本意であるのだが・・・。
親が自力での生活が全て出来なく
なって、家族の心身も限界を迎え
その時は介護施設への入所が最後
の選択肢になる。
私の母親も介護末期の介護施設で
『早く家に帰りたい』と訴えて
いたのだが体中の筋力を失って
寝たきり状態で食事も胃ろうで
チューブで栄養を送っている中
母親の願いをかなえる事は出来ず
介護施設で亡くなる事となった。
寝たきりで周囲の力を借りなけ
れば寝返りも食事も出来ない中
母親の最期は自宅でという願いは
通いの在宅介護をしてきた私には
もう限界？であった。
それだけに介護施設を訪れる度に
母親が発する『家に帰りたい』と
いう言葉は私にとって『裏切者、
人でなし』と言われているようで
辛かったことを覚えています。
よく親の最期位は思い通りに
させてあげたいと言われますが
私達家族には それは出来な
かった。
出来ない事を親と約束して
安易に親を喜ばせるような事は
言えない。 辛いですね。
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