親の介護～義母親編
介護施設からの一時帰宅当日。
コロナ禍で介護施設に入所した
義母親が入所以来初めての
一時帰宅が許可されました。
私の妻（長女）と私の娘、
長男と次女、次女の娘の
計5名で、義母親を介護施設に
迎えに行き、かかりつけの
眼科医の診察へ行き、その後
義母親の自宅へ戻るという
行程です。
最初は、皆で外食したいという
計画だったのですが、
介護施設のケアマネージャーより
『コロナ感染予防の為、買い物や
外食は控えてください。』と
注意を受けたため、自宅での
会食をする事になりました。
自宅に戻る途中で、義母親が
義父親の墓参りをしたいと
希望したため、皆で介助しながら
山の上の義父親の墓へ行き、
手を合わせてから自宅へ戻り
ました。
【義父親も久々の対面で、
喜んでいたと思います。】
自宅へ戻ると義母親は、
『○○は何処だ？』と
自分の生家の兄弟の名前を
呼び、探していたそうです。
認知症が進行しているせいか
記憶が、義母親の生家に
いた頃に戻っているようです。
その後、お茶や食事をしながら
皆で会話をしたそうですが、
義母親は、介護施設に仕事に
行っている感覚であることや、
（食材の下ごしらえや、調理を
分担してやっている。）
施設の個室が落ち着かない事、
（感染対策の為、個室の部屋の
ドアを開けっぱなしにしている）
介護職員の中に、口うるさい
人がいる事、
（食事や下ごしらえの号令を
かける介護職員さんの声が
大きくてびっくりするらしい）
在宅時に比べ、好きなおやつを
好きな時に食べられない事、
（介護施設では1日に1回、
少量のおやつしか食べられない。）
などを訴えていたそうです。
義母親の体重は介護施設への
入所前に比べ、10キロ強も
減ったそうです。
今迄と違った環境に身を置いて
いるのですから、気を使い
ストレスも溜まっているのだな
と感じました。
そして、ところどころ、記憶が
飛んでいること、同じことを
繰り返し話をする事が多く、
『認知がかなり進行している』と
妻が言っていました。
義母親は自分の子供や孫に会えた
ことで、表情は穏やかだったそうですが
初めての長時間の外出で
かなり疲れていたそうです。
食事を食べ終わったころ、
義母親は『そろそろ仕事に
戻らないと怒られちゃう』
と、時間を気にして
いたそうです。
午後5時には介護施設に
戻れるように、支度をして
2か月ぶりの親子の対面は
終了しました。
次会うころまでには、
緊急事態宣言も開けて、
日々義母親に会えることを
願うばかりです。
義母親の介護体験①～⑫は、下記からご覧ください。👇
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