親の介護から私の介護へ
親～私の介護の心配
⑱父親の形見を断捨離
父親は認知症になり要介護になる前
登山が父親の趣味でした。
亡くなった母親に、父親の実母の
介護を押し付けて、休みの度に山へ
行っていた父親ですが、
そんな父親が亡くなり妹と形見分け
の品を分け合ったのですが、私は
登頂記念に父親が山頂から持ち
帰った石と登山時に使用した
飯盒炊飯の道具一式を貰いました。
石の方は私の自宅の庭の花壇の
縁取りに使用しましたが、飯盒炊飯
の道具は外の物置から一度も出さず
じまいです。
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物置の中は私が使っている物ばかり
なので妻に確認する必要もないので
物置の断捨離から開始です。
草木の手入れ道具、花用のスプレー
缶等必要な物、必要のない物を
分けてほぼ整理が終わったのですが
父親の形見分けの飯盒炊飯道具一式
だけは宙に浮いたままでした。
でも父親が大切にしていたものとは
いえ、私も妹も使う当てがありま
せんので、思い切って断捨離を決め
ました。趣味の物ってその人に
とって大事な物でも、家族にとって
使いようがない物であれば処分を
せざるを得ない。
少し悲しいような、申し訳ない
ような複雑な思いを断ち切り、
思い切って断捨離する瞬間、
ゴミ袋に分別の上捨てて、
妹と2人で形見の入った袋に
手を合わせました。
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