長男である私がまだ30歳代の頃、
結婚をして所帯を持ち長男が産れ
3人家族になった頃、将来を考え
実家近くのアパート暮しだった
私は新居を持ちたいと妻と話し
その選択肢の1つとして実家での
両親との同居を考えました。
その頃は両親も50~60歳代であり
親の介護の事など考えてはいない
時期でしたが、漠然とではあり
ますが、両親や私の家族に何か
あった際に、お互い助かるなとは
思っていました。
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そしていざ実家の両親に同居の
話を話しに行ったときの事ですが
同居に関しては両親共に大変喜び
話は順調に進むと思っていたの
ですが、それぞれの家族を考え
2世帯住宅を提案したところから
父親の表情が厳しくなり話が
こじれました。
2世帯にするには仮住いを探す事
や、費用が発生する事、そして
父親の趣味の庭をほぼなくす事が
2世帯住宅実現の為には不可欠で
あった事がネックとなり、同居の
話は破談になりました。
私は幼少期の団地住い時に父親
方の祖母を引取り在宅介護を
した際に血の繋がりのない母親
が自宅でありながらプライバシー
のない生活を強いられ苦労して
いた姿を見ていたので私の妻に
そんな思いをさせられない思い
があり、二世帯住宅での同居が
最低条件でしたが父親の世代は
大勢で1つ屋根の下で暮らす事が
当たり前の時代の人で説得が
出来ませんでした。
そして2世帯にする為には土地を
最大限に活かすために父親の趣味
であった庭をほぼ潰して建物を
作る必要があった事も父親には
納得がいかない理由だったのです
今更ですが、直ぐに結論を出さず
時間をかけて特に父親とは話す事
が必要であったと後悔しています
もし同居が実現すれば今は亡き
両親の介護時にも密接な対応が
出来たのではないか？と後悔を
しています。
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