親はいずれ老いて要介護になり、
子が親を介護する事となるが
その時親の傍に子はいるのか？
その一つの指標に親が自営業や
会社を興して自宅に居ながら
周りの家族が親の仕事をする姿
を日常的に見ているのか？と
いう事が大きく関わっている
と思うのです。
そのような環境下で育った子は
親と行った旅行や楽しい思い出
の数々以上に、家族の為に働く
親の背中を日常的に見ながら
育っていきます。
そのような環境にいる事で将来
父親や母親のような職業に就き
たい。親の技術を学びたい、
親の職業を継ぎたいという思考
になり自然と同居や近隣に住い
を構える事が多いように思いま
す。
自宅兼仕事場が一体となり人の
出入りが多く、人と接する機会
も自然と多くなり、家族を支え
支え合う事が当たり前になると
いう環境下で育ったことが家族
一丸の生活を当たり前にして、
親の仕事を手伝う、後継ぎと
なる、親の面倒を看る介護を
する等に繋がっていく傾向だと
思います。
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私はサラリーマンの父親の家庭に
育ったので父親の背中を見て育っ
たという認識はありませんし、
成人したら独立して別の所に居を
構える事が当然と思っていました
こういったところが繋がりがない
というか、疎遠というかチームで
はないと言いますか？
家族の事を自分の事として動く事
が欠如している所以なのではない
かと思っています。
その点私の妻は自営業の両親に
育てられ親の背中を見ながら、
沢山の人と関わりながら育った
環境もあり、家族や周囲との
一体感みたいなものを当たり前
のように持ち合わせています。
今現在も続く妻の母親（義母親
）の介護も、長女である私の妻
を始め兄弟姉妹で日々切り盛り
しています。
自営業の環境で育ち公私共に
人の出入りや付き合いを数多く
見てきた環境で育った家族は
介護、冠婚葬祭、その他の行事
等々に関しても組織で動けると
いう私にとっては大変羨ましい
環境であり、私には欠如していた
事であると痛感しました。
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