テレビや映画を観ていて羨ましい
と思うのは家族が一家団欒の場面
親子でその日の出来事を話したり
親子ではなく友達同士の様に
笑いあったり・・・・。
我家族はそんな一家団欒とは
無縁であった。
食事は父親が帰ってくるまで
食べられず、正座して黙々と
食べる事が定番であり、
話をしながら食べる事は禁じ
られていた。
とにかく世帯主の父親が全て
権限を持ち、母親を含めて
家族間での話というのは
父親からの一方通行の発言のみで
私達子供が学校の事、母親が
その日あった事を父親に話す事は
出来なかったのです。
ですので私が物心ついて友人の
家で食事をご馳走になったり
しながら友人の家族の方が、
楽しそうに会話を楽しみながら
食事をしているのを目の当たりに
してカルチャーショックを受けた
ものです。
『食事をしながら喋っても
いいんだ? 親子でため口で
話していいんだ?』と。
18歳を過ぎたあたりから家の
会話のない殺風景な家庭こそが
異常な空間だったと気付いた
訳です。
『家も、母親が祖母の介護の事で
父親にSOSを出したり、私が
父親に学校での出来事を話したり
するのは、してはいけない事』と
思って生きてきた約18年は何?
と思わざるを得ません。
こんな言葉のキャッチボールが
当たり前の様にできる家族であれば
母親も介護ストレスで精神が
壊れる事はなかったかな? と。
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