父親が母親に先立たれると急激に
時計の進みは早くなる。
父親が今迄心身共に健康であった
としても、要介護、認知症等への
リスクはスピード感が出て来る。
それは父親（男性）が独りで
生きていく術を知らないから
母親のサポートのない日常では
生きていく事自体がストレスに
感じるから、日々要介護の
リスクが一気に高まり・・・。
そんな状況のなか父親が存命の
うちに私達家族は父親の持ち物
の確認や、父親のもしもの時の
遺志を確認し準備しておく必要
があります。
母親と違い父親というのは
普段から財産や将来の事に
ついて口に出して言う事は
ありませんので、家族で
兄弟姉妹で父親を囲んで
父親のもしもの時の対応を
家族で共有化しておく必要が
あるのです。
![親の介護をする前に読む本 （講談社現代新書） [ 東田 勉 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4037/9784062884037.jpg?_ex=128x128 "親の介護をする前に読む本 （講談社現代新書） [ 東田 勉 ]")
現金な話ですが両親が亡くなり
一番困ったのは、通帳や印鑑の
場所や不動産や保険の証書の
在処が判らない事が一番の
障害になりました。
生前の財産の確認は
『お前ら、俺の財産目当てか』
などと言われそうで、つい
後回しになりがちですが、
父親が元気な内に、または
母親が亡くなり父親が独りに
なったタイミングで
父親への聞き取りを家族全員で
行う事が重要です。
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