私の妻の母親の弟、私にとっては
叔父にあたるのだが、その妻で
ある叔母が大腸癌で亡くなり
叔父が憔悴しきっている。
それこそ叔母が家庭の事や
人付き合いも一手に引き受け
叔父は自由に好きな仕事や
趣味だけをやって来たのだが
叔母が亡くなった事により
叔父は『家の事何もわからん』
と家族葬が終り暫くたっても
一歩を踏み出せないでいる。
幸い同じ敷地内に叔父の
弟夫婦が住んでおり、
長男と次男も地元在住で
叔父の家には車で10分も
あれば逝ける距離に住んで
いるのが救いであるが・・・。
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亡くなった叔母は亡くなる
まで家族に大腸癌である事を
伝えていなかった。
叔母が生前『この人（叔父）
は私がいなきゃ何も出来ない人
』と言っていた事から、
最期まで叔父の面倒をみる
つもりだったようだが、
叔母が先に逝ってしまい
病気の事も伝えていなかった
事で叔父のショックは相当な
ものであった。
これから何より心配なのは
叔父の生きる気力である。
80歳を過ぎた年齢で、
叔母に頼りきりだった生活から
脱却し独りで一歩を踏み出せる
のか？
応えはNOでしょう。
家族葬が済み、納骨を終えても
生きる屍と化した叔父を見ると
家族（兄弟姉妹）の支えなしでは
生きていけそうもありません。
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