母親はパーキンソン病となって
要介護となっても描く事を諦め
なかったが・・・。
母親が裁縫と同じくらい熱心に
続けていた趣味に油絵がある。
国内海外と旅行しながら描いた
油絵は50点ほどがコレクション
されていて、その殆どが旅先の
風景画で、このブログでも油絵
のモチーフとなった風景の写真
を使わせてもらっている。
母親がパーキンソン病となり
要介護の末に亡くなった後
形見分けとして母親の描いた
風景画を3点貰い、今でも
私の部屋に大切に飾ってある
![最新版 順天堂大学が教えるパーキンソン病の自宅療法 [ 服部信孝 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2600/9784074342600_1_3.jpg?_ex=128x128 "最新版 順天堂大学が教えるパーキンソン病の自宅療法 [ 服部信孝 ]")
闘病生活中もスケッチブックに
鉛筆で写真の風景を描こうと
奮闘していたが震える指先で
筋力のない指先では母親の
イメージ通りのデッサンは叶う
はずもなく。
けれども出来栄えは納得いく事は
なくても『リハビリと生き甲斐を
兼ねて続けていくわ』と前向きな
姿勢でしたが、満足のいく描き方
は出来ず、下書きから油絵へと
仕上げる事も叶わなかった。
ベッドで眠る母親の右手だけが
鉛筆で汚れていた事を今でも
鮮明に覚えています。
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