～介護以前の母親～
母親の健常時は健康優良児の様な
人だった。
油絵に裁縫に海外旅行・・・。
孫が出来た時は毎週のように孫の
面倒をみてくれた。
本当に疲れ知らずの母親でした。
パーキンソン病に侵されるまでは
・・・・・。
![図解よくわかるパーキンソン病の最新治療とリハビリのすべて [ 作田学 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0719/9784528020719.jpg?_ex=128x128 "図解よくわかるパーキンソン病の最新治療とリハビリのすべて [ 作田学 ]")
私達は4人家族で父親、母親と
長男の私と二つ下の妹の構成。
私が義務教育を終え高校、大学と
歳を重ねても母親は病気1つしない
健康優良児？ま、健康じゃなきゃ
義理の母親の介護や私と妹を育て
ながらのパート勤務などこなせる
わけないですよね。
私と妹が社会人になってからは、
旅行や旅先での油絵が日課？と
なり、50歳代の前半までの母親は
病気なし、怪我なし そして
私達の世話焼きも忘れないスーパー
ウーマンでしたが・・・。
平均寿命は男性に比べて女性の方が
高いので、母親は長生きするな と
安心しきって？いた というか、
母親が、あまりにも健康すぎて
母親の身体を気遣う事なんて忘れて
いたかもしれません。
しかし母親は、体を壊すとジェット
コースターのように要介護の下り坂
を一気に転げ落ちる感じでした。
要介護になってからの母親の十数年
は、母親が母親で無くなった十数年
であり、ただ生きているだけで、
母親の意志では動けない十数年、
ただ平均寿命を伸ばすだけの十数年
母親の健康寿命は50歳前半でした。
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