30年前後の住宅ローンで戸建や
マンションを購入した人たちは
子供を独立させ、ローンも返済
した。
しかし定年退職と共に持ち家を
将来どうするのかの選択を迫ら
れる。
60歳以降も働くとしても収入は
減少し、持ち家も築30年経てば
リフォームも発生するし、毎年
固定資産税の負担も続くのだ。
そんな状況下で生活費に加えて
介護や医療にも備えていく事が
求められるが持ち家の維持費が
大きな負担となる。
近い将来に独立した家族が
同居する予定のある方はまだ
引き継げるという希望があるが
離れて暮らす家族がそれぞれに
持ち家を購入し戻っては来ない
場合は、近い将来持ち家を
どうするのか？売却するのか
貸し出すのか、売却して自身が
亡くなるまで住むという選択を
するのかを考えておく必要が
ある。
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出来れば夫婦の心身が健康な
うちに持ち家の将来について
考え、家族にも意向を伝えて
おく必要があるだろう。
売却を早めに家族に伝えて
おく事で、もしかしたら
家族の選択肢の中に同居と
いう考えが、転勤や転職、
子供の誕生というきっかけ
で実現するかもしれないので
家族で持ち家の将来をについて
共有する事は極めて重要だ。
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