私たち家族のお墓は、母親が介護施設に入所し、
亡くなり葬儀が終わっても、まだ用意できていませんでした。
20年以上前から父親が『お墓は私の代から新しく作る』と
公言していたのですが、あっという間に20年が経過し
お墓の購入よりも先に、母親が逝ってしまいました。
父親が墓を新しくすると宣言したきっかけは、
既存の墓地が、私たちの住んでいる地域から
特急を利用しても2時間以上かかる父親の故郷にあること。
そして、遠方ゆえに、お墓の管理を父親の叔母に
まかせきりにしていて、毎年の管理費まで
叔母に負担させていたことが、近くにお墓を立てようとした
きっかけとなりました。【立て替えてもらっていたお墓の
管理費は、叔母にお返ししました。】
叔母曰く、『夏場のお墓回りの除草や、日陰部分の苔取りは
大変だったよ』と、言っていました。
母親の葬儀後、父親、私、妹の3人で、どんなお墓が
良いか話し合いました。
ポイント① 私は4人家族【私、妻、長男、長女】であり
近年の少子化の影響で、今後お墓を引き継ぐ人が減ること。
ポイント② 一般のお墓では、毎年の管理費【父親の実家のお墓の
管理費は年3万円】を、私たち夫婦が亡くなった後に
子供たち、その子供たちが、引き継いで支払う事になること。
ポイント③ 一般のお墓の場合、墓周りの清掃、除草や
お墓が劣化した場合に、メンテナンスに費用がかかること。
これらの手間や費用負担を次世代に負担させないお墓はないか?
と、あれこれ模索している時に、とある霊園の見学会で出会ったのが、
樹木葬でした。
樹木葬は、1本の木をシンボルツリーとして、その木を囲むように
それぞれの区画【30㌢×30㌢】独立していて、購入した区画には
他人の骨が入ることがない事。【樹木葬の中には、区画がなく
散骨するタイプもあるので注意】
樹木葬は永代供養なので、購入費用を支払えば、その後の支払いは
誰かが墓に入る時や法要時【納骨時や法要時のお布施や
霊園管理者への納骨代、生花代、線香代】以外は発生しない事。
これらが樹木葬のお墓を購入する決め手となりました。
樹木葬の購入費用は、一般のお墓(墓石)の半分程度(50万円)
で済みました。
母親の葬儀後バタバタと、慌てて樹木葬を購入しましたが、
無事に亡くなった母親の納骨(49日)に間に合いました。
永代供養とは:数世代にわたって長い年月をかけて、
死者を供養すること。
墓参りに行けない人に代わって、寺院や霊園等が
管理や供養をしてくれる埋葬方法。
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