亡くなった母親と現在介護中の叔母
は仲の良い姉妹でした。
お互い嫁いでからも互いの家を
行き来し時には他愛のないお喋
りを、またある時は親戚の不幸
を姉妹一緒に葬式を切り盛り
したり、単に仲が良いだけでは
なく、例え遠い親戚であっても
人の役に立つことを率先して
こなす姉妹でした。
他の兄弟は男であったので、
この姉妹をいつも頼りにして
いました。
叔母のご主人が亡くなった時は
母親が毎週のように叔母（妹）
を励ますために自宅へ通って
元気になる迄支えていました。
母親がパーキンソン病で在宅
での介護、闘病中は叔母が毎週
のようにかけつけて母親だけで
なく私達家族の事も気にかけて
くれました。
この姉妹は楽しい行事、悲しい行事
関係なく いつも互いを励まし合い
楽しむ時は目いっぱい楽しむ、人の
為に汗をかく事も何時も2人で行っ
てきました。
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そんな関係を60年以上続けてきた
姉妹ですから、母親の健常時には
世間話の中で毎回のように『私達
元気な内に2人揃って三食昼寝付き
の高級介護施設に入所して余生を
2人楽しく生きるの』と言っていた
のを昨日の事のように思い出します
。
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